フリーランスとして働く人の増加に伴い、業務中の事故やケガに備える手段への関心が高まっています。これまで労災保険は建設業など一部の職種に限られていましたが、令和6年11月1日より対象が拡大され、多くのフリーランスが加入できる制度が整備されました。こうした背景を受け、厚生労働省の承認を受けた「労災保険特別加入」の組合であり、建設業分野で34年にわたり個人事業主の労災特別加入を支援してきた実績を持つ同組合は、2024年の制度改正に伴い、新たに「フリーランス保険組合」を設立しました。
これまでに数多くの個人事業主をサポートしてきた知見を活かし、フリーランス保険組合では、制度を活用した労災保険の加入手続きを支援しています。制度の内容や加入条件についての案内に加え、電話での相談にも対応しています。
また、制度開始から間もないこともあり、フリーランスの間では十分に知られていないケースも見られます。同組合では、制度の周知と理解促進に向けた情報発信にも取り組んでいます。
これまで労災保険の対象が限られていたフリーランスの課題
これまで労災保険は、主に企業に雇用されている労働者を対象とした制度であり、フリーランスや個人事業主の場合、職種によっては加入できないケースがありました。そのため、業務中の事故やケガに備える手段として、民間の保険を検討するケースも見られていました。
一方で、一人親方など一部の職種については特別加入制度が設けられており、建設業や配送業、林業など特定の分野では労災保険に加入できる仕組みが存在していました。しかし、「労災に加入していること」が仕事上の条件となるケースもある中で、どの保険に加入すべきか悩む方も少なくありませんでした。
実際にはフリーランスとして働く人の職種は幅広く、庭木の剪定や設備のメンテナンス、修理業など、業務中の事故やケガのリスクが存在する仕事も多くあります。
しかし、これらの職種は従来の建設業向けの労災特別加入では補償対象外となるケースもあり、いわゆる「保険の谷間」に置かれ、実質的に無保険状態となってしまうこともありました。
そのため、本来の対象ではない建設業の労災特別加入に、やむを得ず加入しているケースも見受けられていました。

フリーランスも対象となった労災保険制度の概要
従来は対象が限られていた労災保険について、2024年の制度改正により、フリーランスも加入できる仕組みが整備されました。これにより、これまで対象外となるケースが多かったフリーランスや個人事業主も、業務中の事故やケガに備える選択肢が広がりました。国の労災保険は、業務中や通勤中の事故などに対して補償が行われる制度であり、治療費や休業補償などが対象となる場合があります。民間保険では補償内容に上限が設定されるケースもありますが、国の労災保険は制度に基づいた給付が行われる点が特徴です。制度の対象が拡大されたことにより、これまで民間の保険を検討していたフリーランスにとっても、補償内容を見直すきっかけの一つとなっています。
一方で、新しく対象となった制度であることから、フリーランスの間ではまだ十分に知られていない状況も見られます。 こうした背景から、制度の内容や加入条件について理解したいと考えるフリーランスのニーズが見られます。

フリーランス向け労災保険の加入手続きを支援する「フリーランス保険組合」
フリーランス保険組合では、対象が拡大されたフリーランス向け労災保険について、加入手続きの支援を行っています。同組合は、これまで30年以上にわたり建設業の一人親方向け労災保険を取り扱ってきた実績をもとに、新たに対象となったフリーランスにも対応しています。
新しい制度であることから、制度内容そのものに関する相談も多く寄せられており、同組合では電話での相談にも対応しています。「電話対応が丁寧で安心した」といった声も多く、制度の仕組みや加入条件について、初めての方でも理解しやすいよう案内を行っています。
また、「急ぎで加入したい」というニーズにも対応できるよう、スピーディーな手続きを整えている点も特徴の一つです。ネットから手続きが可能なため、日本全国どこからでも申し込み・相談ができる体制を構築しています。
これまでの相談事例としては、庭木の剪定やメンテナンス業、クリーニング業、美容師、インストラクターなど、さまざまな職種から問い合わせが寄せられています。こうした相談では、自身が制度の対象となるかどうかを確認したいというニーズも見られます。
加入に関する相談は随時受け付けており、詳細は「フリーランス保険組合」のコーポレートサイト*から問い合わせることができます。
*コーポレートサイト:https://www.freelance-hoken.jp/

制度の認知拡大に向けた情報発信と今後の取り組み
フリーランス向け労災保険は対象範囲が拡大された制度である一方で、制度の内容や加入方法について十分に知られていないケースも見られます。働き方の多様化に伴いフリーランスとして活動する人が増える中で、制度に関する情報を分かりやすく届けることが求められています。
フリーランス保険組合では、こうした現状を踏まえ、「補償されない保険に仕方なく入っている」というフリーランスの課題を解消したいという想いからサービスを立ち上げました。一人で事業を支える自営業の方が、怪我や事故の不安を抱えることなく、安心して本業に集中できる環境づくりを目指しています。
また、「自分の働き方や職種でも加入できるのか」といった初歩的な疑問からの相談にも対応しており、制度の内容や手続きについて分かりやすく案内を行っています。相談のみでも受け付けており、まずは気軽に電話で確認することが可能です。

フリーランスの方が安心して働ける環境づくりの一つとして、新しく対象が広がった労災保険の制度を知っていただきたいと考えています。



ご自身の働き方で対象になるかどうかなど、どんな小さなことでも構いませんので、まずは気軽にご相談いただければと思います。
とコメントしています。

