株式会社とくらやは、ブランド品の買取・卸売・販売を行う総合リユース企業です。国内外の販路を活かし、幅広いブランドアイテムの買取に対応しており、使われていないまま保管されている製品を次の利用者へつなげる取り組みを行っています。
同社は、トップブランドに限らず幅広いメーカーのアイテムを対象とすることで、潜在的な価値を持つ製品の活用機会を広げています。公式LINEを活用した簡易査定や出張査定にも対応しており、利用者が状況に応じて査定方法を選択できる体制を整えています。
代表の增澤 勇気(ますざわ ゆうき)氏は、海外でのブランド取引経験を背景にリユース事業へ参入し、現在は国内外での流通を視野に事業を展開しています。「関わる全ての人を幸せに」という理念のもと、リユースを通じた価値循環の仕組みづくりを進めています。
「使っていない物が資産になる可能性」とリユース市場の背景
ブランド品やファッションアイテムの中には、使用されないまま保管されているものも少なくありません。一方で、こうしたアイテムの中には資産として価値を持つものもあり、市場の需要や流通状況によっては購入時より高い価格で取引されるケースもあります。近年ではクロムハーツやヴァンクリーフなどのブランド価値が上昇している事例もあり、保有しているアイテムの価値が見直される機会も増えています。
また、国内外に販路があることで、商品の流通機会も増えています。売却先の選択肢が増えたことにより、これまで活用されていなかったアイテムにも価値が見出されやすい環境が整っています。使用していない物を保管したままにするのではなく、必要とする人へ循環させるという考え方は、製品の価値を有効活用する方法の一つです。
こうした背景から、リユースという選択肢に対する関心が広がっています。
幅広いブランドを取り扱う総合リユースサービス「とくらや」
株式会社とくらやは、ブランド品の買取を中心に行う総合リユース企業です。
買取品目は30〜40種類にわたり、特定のブランドに限定せず、幅広いアイテムを対象としています。トップブランドだけでなく、国内では高級ブランドとして扱われないメーカーのアイテムについても積極的に買取を行っている点が特徴です。
同社は、「とくらやオークション」という古物オークションを運営し、海外にも販路を持つことで、国内市場にとどまらず海外需要も踏まえた査定を行っています。そのため、UNIQLOやZARAなどのファストファッションから高級時計・高級バッグまで幅広いアイテムに対応しており、日本国内の相場に加えて、海外バイヤーの需要も反映した査定が可能となっています。
査定方法としては、公式LINE「とくらや査定」を活用したLINE査定に対応しており、写真を送ることで概算の査定を受けることが可能です。
また、LINE上で事前に丁寧なヒアリングを行うことで、より実態に即した査定額の提示を行っています。
一般的に、LINE査定では高めの金額提示の後に来店時に減額されるケースも見られますが、同社では申告内容と実物の状態に差異がなければ、提示金額のまま買取が成立することを重視しています。そのため、査定から買取まで安心して利用しやすい体制が整えられています。
より詳細な査定を希望する場合には、来店または出張による真贋鑑定にも対応しています。出張査定は費用不要で、玄関先での対応も可能となっており、利用者の状況に応じた柔軟な査定方法を選択することができます。
起業当初は、せどりなどを通じて業界内でのつながりを広げながら、実務を通じて経験と知識を積み重ねてきたといいます。現在では、国内外の販路を活かしながら、幅広いアイテムの価値を適切に見極める体制を構築しています。
幅広いブランドを対象としながら、国内外の販路を活用することで、保有しているアイテムの価値を多角的に検討できる環境が提供されています。
事業立ち上げの背景とリユースへの取り組み
株式会社とくらやは、代表取締役の增澤氏がファッションへの関心を背景に立ち上げた企業です。增澤氏は起業以前、海外からブランド品の卸売販売に携わっており、商品の流通や市場価値に関する知見を積み重ねてきました。
その後、コロナ禍をきっかけに事業環境が変化する中で、自ら事業を展開したいという考えから、23歳でリユース事業に着目し起業しました。起業当初は背取(せど)りなどを行いながら業界内でのつながりを広げ、経験や知識を蓄積していったといいます。
株式会社とくらやでは、「関わる全ての人を幸せに」という考え方を大切にしています。これは、利害関係者に限らず、間接的に関わる人にも価値を届けたいという思いが背景にあります。
増澤氏は目標や方針を言葉にして周囲へ共有する姿勢を持ち、そうした姿勢が人とのつながりを広げる一因となってきました。
2026年3月時点で同社は6期目を迎えており、リユースを通じて製品の価値を循環させる仕組みづくりに取り組んでいます。ファッションへの関心と海外取引での経験を基盤に、リユースという分野で事業を展開しています。
国内100店舗と海外展開を見据えた今後のビジョン
株式会社とくらやは、今後の展開として「国内100店舗体制」の構築を目標としています。店舗数の拡大により、より多くの地域でリユースサービスを提供できる体制づくりを進めています。また、日本国内で流通している中古ブランド品は、品質面での評価が高いことから、海外市場においても一定の需要があるとされています。同社は、「Used in Japan」として、日本国内で取り扱われてきた製品を海外へ流通させる取り組みも視野に入れています。
さらに、これまでに培ってきた買取に関する知見や経験をもとに、フランチャイズ形式での事業展開も検討されています。リユース業への参入を検討している事業者に対し、ノウハウの共有を行うことで、事業開始の支援につなげていく方針です。
増澤氏は「私は、本気で日本を良くしていきたいと考えています。賛同いただける方がいれば、とくらやをステップアップの場として活用いただくことも可能です。思いをお持ちの方は、InstagramのDMよりご連絡ください。全力でサポートします」とコメントしています。

